人生初のコラボカフェ！プリンセスカフェの文豪とアルケミスト

特典の内装が欲しくて。
そしてやっぱり文アルのコラボカフェ、どうしても行きたい！

ということで。
意を決して行ってきました。

人生初のコラボカフェ！

しかも一人で……。

しかもしかも、もうすぐ５０歳になろうというのに。

若い可愛い子が一人でいってもなんともないかもしれませんが。
おばさんが一人でコラボカフェ、これで周囲の目を気にするなっていうのが無理というもので。

大袈裟でもなんでもなく「玉砕覚悟」で行ったんですよ。

で、どうなったかといえば。

１１：００の回
ホントに人生初、プリンセスカフェ池袋館
友人同士でご来店の方たちと相席になり、最初に挨拶をしたっきり喋ることはなくひたすら食べてスマホ見ていました。
隣のテーブルもご友人同士。
い……いたたまれない……。
コースターも最初は交換するつもりはなかったので。
やっぱりいきなりのお一人さまは無謀だったのか？

１５：００の回
初回よりはちょっと落ち着けた、プリンセスカフェ池袋新館
お一人さまがけっこういらっしゃいました。
隣のテーブルのお一人さまと「推しは誰ですか？」なんてちょこっとおしゃべり。
数人の方がコースター交換のお声をかけてくれました。
人生初のトレード！
午前中の回より気持ちが落ち着いて、行ってよかったと思えました。

お一人さまの結論

行ってよかった！

トレード品はテーブルの端に置いておけば声をかけてくれる人がいるかも。
自分から動けない人は待ち伏せ作戦で。
内装シリアルコードだけが欲しければチャチャっと食べてさっさと出てくればＯＫ。

さて。
人生初のコラボカフェ、細かく書いていきますよ。
長くなります。
もしかしたら同じように「一人で行くのはちょっと……」なんて躊躇って

コラボカフェ　一人

なんて検索かけたりする人もいるかもしれませんし。
ええ、私です。

メニューや手紙の写真などは下の方にあるので、気になる方はずいーっと下へ。

文アルカフェが始まったのは２０１７年６月１７日の土曜日。
ツイッターで様子を見てみると、初日の池袋はかなり混んでいたようですね。
開催場所がプリンセスカフェ池袋新館だけのはずが、急きょ、池袋館もオープンしたとか。
整理券をもらった人のツイートには「友達と同じ回に入りたいから整理券交換してください」
みたいなものもありました。

友達と一緒に行ったのに同じ時間回に入れなかったんでしょうか？
「落ちた」というツイートは見かけなかったので抽選にはなっていなかったのかな？
でもかなりの人数なんだろうなと。
もしかしたら翌日にオンリーイベントがあったらしいので、その前入り組が多かったとか？

翌日の日曜日も人が多かったのかな？
なんとなく前日よりは静かな感じ？
もしかしたら平日なら大丈夫かも？
一番怖いのは、行ったけど抽選になって入れませんでした……だよね。
ネット予約とかにしてくれたらいいのに、なんて思いつつ作戦を立てることに。

行く日はすでに決まっていました。
２連休をとって初日に友人と会う約束、その翌日に一人で文アルカフェへ行くことに。
この二日間は都内に近い実家に宿泊予定。
（実家から池袋は１時間ちょっと、今住んでいるところから都内は遠い）

土日のツイートから整理券配布時間は８時半とあったので、そこから逆算。
んー、列形成が１５分からなら８時には池袋についていたい。
カフェの場所はマップで確認したけど絶対迷う自信あり。

池袋はサンシャイン周辺とアニメイトくらいしか行かないし。
７：３０頃には池袋に着いてカフェの場所を確認しておいた方がよくない？
そうなると実家出る時間早そうだな……いっそホテルとっちゃおうか、そうしよう！

ってことで池袋のホテルを予約。

なんと新館の斜め前です＾＾
ちなみに池袋館はアニメイトのすぐ近くでした。

そして翌日の月曜日。
カフェのツイートによると平日の整理券配布は１０：３０から……。
えぇええええええｗ
それなら実家からでも朝は余裕で行けるじゃない。
事前調査が足りませんでしたね。
でもまあ久しぶりのホテル泊だし、ゆっくりさせてもらおう。
と予約はそのまま。

初カフェ前日。
友人と別れてから、１９時頃には池袋へ。
まずはプリンセスカフェの場所を確認。
池袋館と池袋新館、とくに迷うことなく行けました。
安心してホテルにチェックイン。

いよいよ初カフェ当日。

いつもの時間（６時頃）に起きてコンビニで買っておいたサンドイッチとコーヒーで軽く朝食。
ニュース見たり荷物の整理しながらのんびり過ごし１０時前にチェックアウト。
ホテルを出たら道路を挟んで斜め前、すぐそこにプリンセスカフェ池袋新館。
列形成の１５分まで近くの公園の木陰で集まっている人をなんとなく見ていました。

１０：１５、新館の６階へ。
カフェの中にはすでに１０人くらいが並んでいました。

お一人さまはいる？
あ、あの人きっと一人だ。

なんて思っているとスタッフさんが
池袋館に行く人はいますか？　と。
あちらなら確実に最初の回に入れます、こっちはこれから人が増えたら抽選になるかっもしれません、とのこと。
後の予定もあったので初回に入りたかった私は池袋館の列へ移動しました。

まあ、整理券配布時間になってもそれほど人は増えず、新館でも初回から全員入れたんですけどね。
無事に池袋館１１：００からの整理券をもらってカフェを出ます。
時間まで２０分ほど。
ちょっとアニメイトに入ってふらーっとしているうちにすぐ時間になりました。

いざ、前日に確認しておいた池袋館へ。
あそこは２階と５階がありますが、文アルカフェは５階です。

かなりドキドキしながら中に入ってレジの前へ。
あんまりカフェって雰囲気でもないなあ、なんて思いながらスタッフさんに整理券を見せます。
ここでカフェの説明。
レジで注文してお金を払う、それだけ。
オーダー制限とかないのかな？

とりあえず整理券と同じ番号の席に着いて荷物を置いて、再度レジへ行って注文。
コースターとかいろいろもらって席に戻ります。

同じテーブルになった方に軽くご挨拶をして、かなり緊張してどうしたらいいものかと。
まずは人のあまりいない時間に店内の写真を撮ることに。
（この時点での司書さんは１２、３人ほど）
等身大パネルは新館の方なんですよね。

周囲はご友人同士でいろいろお喋り、そこに一人の私がいきなり話に入れるはずもなく。
スマホで文アルやってようかな……あ、コースターをまだ見ていなかった。
えっと、中也、賢治、牧水、吉川英治でした。
芥川ほしいいいいいい。
離れたテーブルではさっそく交換交渉が始まっているようでしたが、とりあえずダブってもいないのでコースターはそっと鞄にしまいました。

そしてとても楽しみだったお手紙。
また後で料理と一緒にご紹介します。

壁掛けテレビにはＰＶ第二弾が延々と流れています。
確かツイッターでは食堂の音楽が流れて、みたいなのを見たような気がするのですが。
店舗によって違うのでしょうかね。
とりあえず池袋では終始ＰＶ第二弾でした。
あの曲もホントかっこいいよね、どれだけ聞いてても飽きないよね。

少ししてからドリンクが運ばれてきました。

ピンクが「泉鏡花のひんやりうさぎ」
白っぽいのが「芥川龍之介の芥川賞」

私の人生の中で「芥川賞ください」と言ったのは後にも先にもこれ一度きりだと思います。
おまけについてきたシガレットとココアパウダー、どうすればよかったんだろう。
シガレットチョコ？
結局、分からず手つかずのままでした。
お味は、ひんやりうさぎはちょっと物足りなかったかなあ。
氷でいちごオ・レが薄まっちゃったのかな。

芥川賞は下の方に青っぽいのが溜まっていたのですが、ゼリーのようでかき混ぜてみてもあまり味が変わった感じもなく。
ちょっと薄いカルピスみたいな？
（すでに記憶があいまいです）
でも緊張で火照っていたのか、飲んだら冷たくておいしかったです＾＾

しかし、料理がくるまで３０分くらいかかったんですよね。
周囲の方のお喋りを耳に入れつつ、ツイッター見たり文アルやったりしていました。
ちょ、ちょっと気まずい……。
でも隣の隣のテーブルにもお一人さまが黙々とスマホを見ながらドリンクを飲んだりしていらっしゃいました。
うん、同士同士。

そしてやっと料理が来ました。

「龍之介の和食セット」と「治のモモノハナシャーベット」

ブリの照り焼き、ちっちゃいｗ
こんな可愛いブリ照り初めてみました。
いや、馬鹿にしてるんじゃなく、魚料理が苦手な私にはちょうどいいです。

芥川の好きなブリの照り焼き。
作るのも簡単だからいいよね。
作っても私は半分くらいしか食べないんですけど……。
でも一応、ブリとサバの見分けはできます＾＾
天然ブリの色ってすごいよね。

モモノハナシャーベットはお口直しにいいですよね。
無難に美味しかったです。

黙々と完食。
ごちそうさまです。

ここで、同じテーブルの人が追加注文行ってくると言って席を立ちました。
あれ、追加できるのかな？
初日のツイッターでは１オーダーってあったけど？
でも注文はできたようです。

そうなんだ。
えっと、お腹にはまあ余裕があったので私も追加注文に行ってみました。
ついでにクリアブックマーカーを買ってきました。

全種、１２人分。

ここはやっぱりご本人の著書に。

席に戻り際、お一人さまはどうしてるかなとチラ見してみると。
すでにお帰りになっていました。
あ、そうか。
別に食べちゃったら時間一杯いなくてもいいのか、そうだよね。

今度の注文は早く出てきました。

「誰かの誕生日ケーキ」

これもあっという間に平らげて注文した料理は終了。

他のテーブルにはドリンクが５個、６個と乗っていたりして。
コースター狙いだったらドリンクを多く頼むのも手ですよね。
お腹たぷたぷしそうですが。

一息ついて荷物の整理をして出ることに。
ご合席の方たちにちょこっと挨拶をして出てきました。
結局、最初と最後の挨拶しかできませんでしたね。
まあ、お一人さまなんてこんなものかな。
周りが友人同士でお喋りしている中に一人というのはやっぱり肩身が狭いというか。
ああ、緊張したー。

お店を出て、向かったのは池袋新館。
この時点で１２：１５くらい。
夕方にもう一回入りたかったので整理券を確保しようかなと。
今度は新館に入ってみたかったので。
どの時間帯もまだ整理券はあるようです。
ちょっと腹ごなししないといけないので、次は１５：００からにしました。

その後。
上野まで行って、本当は博物館のどれかに入りたかったのですがさすがにゆっくり見ている余裕はありません。
外は暑そうだし、ここは赤ちゃんパンダで沸いている上野駅構内で本屋さんや雑貨屋さんをのぞいていました。
上野駅は子どもの頃から慣れ親しんだ駅なので、今でも上野駅にくるとホっとします。

さて、池袋に戻って第二ラウンドいきます。
気まずい思いは一回目で慣れました。
慣れてはいないけど、一度経験済みなのでちょっと余裕です。

プリンセスカフェ池袋新館

１５：００からの整理券を持っていたのは私を含め数名。
揃ったとろこでスタッフさんからルール説明がありました。

・オーダーは最初の一回のみ
・同じ料理は２回まで注文可
・トータルで注文できるのは１０品までだったかな？
　（確か１０だったはず、５だったかな？　曖昧です）
・グッズを買うのは注文を済ませてから

ということで。
整理券番号が一番早かった私から注文をすることに。
すると「席はどこがいいですか？」って座席表を差し出されました。
え、席選べるの？
といっても一人だし。
とりあえず空いている二人席の片方を選んでみました。

午前に行った池袋館とはずいぶん違いますね。
統一されていないのかな？
池袋館は有無を言わさず整理券番号と同じ席だったので、友人同士で行ってもテーブルが分かれてしまう可能性があります。
といっても、テーブル自体がものすごく近いのでほとんど同じテーブルについてる感覚でしたが。
複数で行くなら新館の方が席を選べて友人と離れることもなくいいかもしれません。
混んでいたらそうもいかないでしょうが、平日は余裕そうです。
平日１５：００の新館は、半分くらいが空席でした。

注文を済ませて席につきます。
コースターは……
中也、賢治、牧水、あと一人誰だったかな。
しかしかぶったなあ。

でも複数さんとの相席より、やっぱりテーブルに一人で座っている方が落ち着きますね。
今回はけっこうな数のお一人さまがいらっしゃって、これなら少しは気楽かなと。

そして隣の二人席についたお一人さまのコースターをチラッと見ると。
あああああ、乱歩がいるうううう。
いいなあ、乱歩いいなあ。
しまわないでテーブルに出しているってことは、もしかして交換してもいい感じなのかなあ。
でもお相手の欲しいものを持っていなかったらダメかなあ。
うう、声かけてみようかな、大丈夫かな。
しばらく悩んでから、思いきって

あの……どなたがお好きなんですか？

声かけちゃったーっ！

どうやら推しのコースターがもらえなかったようで、乱歩と私の手持ちから一枚選んでもらい交換成立。
すごい、初トレード！

ドキドキしているとドリンクと料理が登場。

「朔太郎の洋食セット」と「萩原朔太郎の月への叫び」

サラダだけちょっと食べちゃいました。
ミニトマトがあったのですが。

月への叫びはクリームソーダみたいで美味しかったです。
洋食セットといいつつもお箸がついてきました。
というか、カツサンドは手掴みなのにおしぼりがありません。
池袋館では紙おしぼりがついてきたのになあ（和食セットの写真参照）。

あ、ちなみに。
新館で洋食セットを頼んでいた隣のテーブルの方が「サラダにドレッシングない……」と言っていましたが。
ここではちゃんとサウザンアイランド的なドレッシングがかかっていました。
新館の方は忘れられちゃったのかな。

これもついでに。
新館で他のテーブルに置かれた洋食セットを見たら。
上の写真の立てられた盛り付けとは違い、カツサンドが横に寝ていてサンド２枚重ね状態になっていました。
見た目的にはちょっと、って感じ。
別にそんなことはどうでもいいし、写真撮りたければ自分で立てればいいだけなのですが。
要は、けっこうスタッフさんも忙しかったのかなって。

えっと、カツサンド、けっこう重いです。

カツサンドを一枚食べ終えた頃に注文の続きがきました。
はい、まだ頼んでいました。

「火気厳禁のあんぱん」と「中原中也による詩的表現」