ヒュー・グラント主演の「幻の城(Rowing With The Wind)」1998年。
実家からいろいろと思い出の品を持ってきました。
持ってきたのは昔見た映画のパンフレットとか写真集とか。
思い返せば昔から好きになるのはアメリカものよりイギリスものだったような気がします。
きっかけは映画「炎のランナー(Chariots of Fire)」だったはず。
NHKのシャーロックホームズとどっちが先かな。
とにかくその二つ。
ついでに当時は「JUNE」とか大好きだったので(笑)、それ繋がりで「アナザー・カントリー」とか「モーリス」とかね。
ヒュー・グラント大好きだった、今でも好きだけど^^
この映画「幻の城」
『フランケンシュタイン』の作者メアリーと詩人のシェリー(当時はシェリーは妻がいたのでこの時点では不倫? 後に結婚するけど)とメアリーの妹クレアが、詩人バイロン(←H・グラント)の別荘へ行くことに。
クレアはバイロンの愛人、別荘にはバイロンの主治医ポリドリもいます。
ある夜、暇だった彼らは怖い話を書くことに。
このときに書かれたのがメアリーの『フランケンシュタイン』とポリドリの『吸血鬼』。
でもそのときからメアリーの周囲で人の死が絡んだ不穏な出来事が続出。
その背後に空想の中だけのはずだった怪物が見え隠れして……。
なんか私が書くと怪物が登場人物を殺しまくってる映画みたいだな、ぜっんぜん違うよ!
すっごく静かで綺麗で幻想的な映画です。
背景も登場人物の衣装も溜息もの。
ただH・グラント主演とは言ってるけど、メインはメアリーじゃないかな。
怪物も静かに不気味でいいです。
パンフレットの表紙裏。
子供に船のおもちゃを渡してるのが怪物。
パンフレット見開きページ。
さきっちょで叫んでるのがバイロン、見返りハンサムがシェリー、左隣がメアリー。
H・グラントの綺麗さは前半が突出してるかな。
後半になって長髪になってくると綺麗さがなくなっちゃう感じ、まあ見る人の好みの問題かもだけど。
やっぱり彼の髪はさっぱりしててくれた方が好き。
あとバイロンの召使(名前忘れた)がなんかいい感じです、何気にしたたか?(笑)
これDVDは出てないんですよね、うちにあるのはレンタルアップのVHS。
何年か前にモーリスがDVD化されていたのでもしかして……とか期待してたんだけど知名度が違うのか、こっちはDVDになってくれなかった。
残念。
とりあえずVHSからDVDに移して、まあこれで一安心かなと思ってはいるのですが。
でもやっぱりいつか発売してくれないかなぁ……とたまに思い出した時にアマゾンとか覗いてます。
パンレットの裏表紙、怪物とメアリー。
メアリー・シェリー原作の『フランケンシュタイン』を先に読んでおくといいかも。
私はフランケンシュタイン=ホラーと思い込んでいた中学頃にこの原作を読んでその認識の間違いに気付きました。
ちなみにポリドリの『吸血鬼』は河出文庫の『ドラキュラ ドラキュラ・吸血鬼小説集』という本に入ってます。
ポリドリの一作だけが読みたくて買いました。
映画ではデ・ニーロのフランケンシュタインがやっぱりいいですよね!
デ・ニーロの、というよりはケネス・ブラナーですが。
ケネス・ブラナーいいよね、好きです。
彼の監督した「魔笛」は長時間ドライブのときによくBGMとして聞いてました。
そうそう、彼が「炎のランナー」に出てたらしいんだけど結局どこにいたのか見つかりませんでした。
ほんとにチョイ役だったのかな。
カレッジダッシュの見物人の中にいたりして?
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