祝・県をまたぐ移動制限解除!

外出や移動の自粛から始まって緊急事態宣言になり、そしてやっと県をまたぐ移動の制限も解除されました。
といっても東京ではまだ感染者も出ていますし。
油断ならない状況なのは変わりないのですが。

久しぶりに都内に出てきました。
目的は
池袋のばくだん焼き本舗での文豪とアルケミストコラボ

続けて
田畑文志村記念館「田畑の大運動会」

最後に
江戸東京博物館の特別展「奇才 – 江戸絵画の冒険者たち -」

数か月ぶりの本格的なお出かけでした。
この時期のマスク辛いですね……。



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池袋ばくだん焼き本舗・文豪とアルケミストコラボ
期間:2020年6月13日~7月22日

久々のコラボフードです。
文アルは4月からアニメもやっていていろいろと界隈が賑わっているのが嬉しいです。
またコラボカフェもやってほしいですね。

しかしその前に。
ばくだん焼き?
これまた初めて聞きました。
検索してみると、大きなたこ焼きのようなものらしいです。
しかもお店ではなくキッチンカー?
場所は池袋ハンズの向かい側のようです。
これは分かりやすくて助かります。

オープンは10時から。
お店には10:20頃に着きました。
が。
まだ焼けるまで15分くらいかかるとのこと。
少しそのへんをふらふらして戻ってきました。

この日は1つをテイクアウト。
4つを引換券で購入しました。

問題は食べるところなのですが。
検索した時に調べたら、お店の前にテーブルがあってそこで食べられるとあったのですが。
この状況のせいか、周囲が工事中のせいか。
テーブルは片付けられていました。
あとは2階のゲームセンターにイートインコーナーがあるとのこと。
商品を買う前に2階に行ってちらっと見てみたのですが。
それらしき場所が見当たらない……。
(見落としの可能性大ですが)

ここは諦めて雨の隙をついて公園とかで食べようかなと。

パッケージはもちろん文アル仕様。
反対側も可愛いです。



これがばくだん焼き!
と言っても箱に入っているのでかつおぶししか分からない(笑)。
普通のたこ焼き8個分だそうです。
そんなに大きいかなぁ?
2個にしてもよかったかも。

さっそく食べてみると、あっつい!
中はとろっとしていてとても熱い!
そしてこういう屋台の味? いいですよね~。
大好き!

中の具は10種類入っているそうです。
うずらの卵、ウィンナー、いか、あさり、しめじ、白玉、コーン、揚げ玉、キャベツ、紅ショウガ。
白玉?
あったかな?

熱い熱いといいつつあっさり一個食べてしまいました。

おまけのコースターは

芥川先生!
よかった!
もうこれで思い残すことはありません!
ありがとうございます!

そして中也、あんご、とうそん、しが先生でした。
被りがないのはコースターが順番に保管してあるんですかね?
偶然?
助かります。



続けてアニメイトで開催されている文豪とアルケミストのオンリーショップへ。
でもこの状況でアニメイトは12:00オープン。
まだ45分ほど時間があります。
この上ふらふらするのもなんだかなと思いファミレスへ。
お昼時なのに人が少ない……お一人さまが4人くらいでした。
どうしようかと思いつつ普通にランチ(笑)。

朝、家を出て以来やっとマスク外せました!
きっついですね……この時期のマスク。

お腹もいっぱいになってアニメイトへ。
エレベーターは避けて階段を使いましたが。
さすがに8階(だったかな?)はきつかった(笑)。
アニメの展示や台本もあったのですが、この後の予定もあったので商品だけ買って出ます。

買ったのは菊池寛の朗読CD
アンソロコミック2巻~4巻
芥川と菊池のアクリルスタンド
漱石のアクリルスタンド(前に販売されたもの)

家に帰ってさっそく朗読CDを聞こうと開けてみたら。
意外にケースの厚さがあって、2枚組?と思ったらアクスタが入っていました。
可愛い。

作品は「藤十郎の恋」
ほんと声優さんはすごいです。
まじで。
同じシリーズで乱歩の「人間椅子」もすごかったですね。
変態度ましましで、聞いててぞわーっとしました。

撮影OKの展示パネル。


次は
田端文士村記念館・「田端の大運動会」

自粛になって見られないかなと思っていたのですが。
会期を延長してくれました。
ありがとうございます!

入り口にある撮影スポット


展示はサトウハチローの東京オリンピックに関わる作品。
そして文豪たちとスポーツの関わり。

正岡子規とべーすぼーる
芥川と水泳
芥川・菊池寛・堀辰雄の水着姿は必見?
文芸春秋社内で卓球をする菊池の写真、大好きです(笑)

私的目玉は芥川の日記。
資料として写真とかでは見たことあるのでちゃんと読めました。
というか、このころの字は奇麗なので読めます。
後半の手紙とかになるとほぼ読めないのですが。

そして長男、比呂志くんのお父さんとの水泳の思い出が可愛いですね。
家族のお話は本当に貴重です。

特別展ポスターのタイトル「田端の」の左上にある走る芥川のシルエット。
これが壁のあちこちに貼ってあったりビデオ鑑賞のソファが密にならないように「ここは座らないでね」と張ってあったり。
あのシール、グッズで売ってほしかったなぁ。
ほしい。

じっくりと芥川の日記に見入って、名残惜しくも次の目的地へ。

江戸東京博物館の特別展「奇才 – 江戸絵画の冒険者たち -」

特別展パンフレット
厚さおよそ2.5cm、404ページ。
これで2,700円!
いつも思いますが、特別展のパンフレットですごいですよね。
2、3千円でこんな豪華な本が買えるんですよ?
持って帰るの重かったですけど(笑)。

この特別展に関しては行く前にニコニコ美術館で紹介されていたのでそちらを先に見ていました。

自粛期間に入ってからはニコ美の博物館・美術館からの生中継がほんとにすごかった!
確か運営さんが自費(?)で開催できなかった展示会の内容紹介をしてくれたんですよね。
太っ腹です。
今まで存在を知らなかった盆栽美術館からの中継はホント面白かったです。

そのニコ美で作品の説明を見てから行ったので楽しさも倍増でした。
毎回思うのですが、説明してくださる学芸員さんや監修をされた方々が個性的で。
話がほんとに面白いんですよね。
「好き!」が伝わってくる感じ?

説明を踏まえて作品を見ると作者の性格や思い、エピソード、描かれたときの背景もわかるのでとても面白くなります。

一番のお気に入りは耳鳥斎(にちょうさい)。
初めて聞いた名前でしたが、この人の絵がほんとにいい!
ゆるかわ!
地獄の様子を描いているのにほんわかゆるい。
罪人までもがにこにこしてる、全然地獄じゃない。
彼の画集を買おうかとネットで探したりしてしまいました。

この展示会は山口と大阪でも開催されるそうで。
その土地でないと見られない作品もたくさんあります。
虎と龍で対になっているのに、東京では虎だけとか。
んー、両方みたい!

久々の博物館特別展示。
人も少なくてゆっくり見られました。
これからしばらくは博物館、美術館も対応が難しくなりますよね。
人気展だと人が集まってしまうけど、以前のように大勢は入れられない。

どうなるかなと心配していた国立博物館の鳥獣戯画展は来年に持ち越されましたね。
あれこそすっごい人が来るだろうから、どうするんでしょう?
それとも来年にはなんとかなってる?
……とも思えないけど。
抽選になったら辛いなぁ。

ワクチンと治療薬さえできればインフルエンザと同じ感じになるんでしょうかね?
そう簡単にはできないかな?
まさかこんな事態になるなんて。
今更ですが、当たり前のように好きな時に好きなところに不安もなく出かけられたことが嘘みたいです。
なんと贅沢だったんでしょう。
切ないなぁ……。

なんて考えて落ち込んでも仕方ないですね。
私にはこの状況をどうすることもできませんし。

通常展のチケットも買ったのですが、特別展だけで時間が過ぎてしまいました。
いえ、通常展は何度か見ているんですけど。
ついなんとなく買っちゃった。
足も疲れてしまったし(笑)。
ということで、博物館見学後のお楽しみは……

カフェ!

ということで。

1階にあるカフェ三笠。

昔ながらの焼きプリン
けっこう大きいです。

しっかりしていて「ザ・プリン!」って感じ。
カラメルソーズがほろ苦くて美味しいの。
お皿の模様もいい感じです。

このカフェの近くから外に出るとすぐ横に銀座洋食 三笠會館があります。
こちらは入ったことないので、今度はここでお昼にしたいです。

カフェを出て、両国駅前を通り過ぎ回向院を真向かいに見て左に折れて。
少し行くと芥川龍之介の育成の地の看板(?)があります。
もちろん家の跡が残っているとかそういうことはないのですが。

子ども時代の芥川がこのあたりを歩いていたのかと思うと、それだけでムネアツです。
回向院の境内でもよく遊んでいたそうですよね。
そんなことを考えつつ駅へ戻りました。

ほんとに久しぶりのお出かけでした。
まだ人が少ないな、という感じ。
それもだんだんと元に戻っていくのでしょうが。

今度は甘いものを食べに行きたいですね。
ウェスティンのデザートビュッフェも始まったようですし。
でもやっぱり不安は残るので、様子を見つつのんびり行きたいと思います。

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